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 富山県最低賃金

時給692

これ以下は違反です

どんな仕事をしていても、これ以下の時間額で働かせてはいけないという最低賃金法があり、都道府県毎に時間額が決められています。

その時間額を下回れば法律違反で経営者は罰せられます。

 
 

 

  ニュース ・ トピックス  2011

2008  2009  2010   



<2012年08月01日>
【志賀原発再稼働を許すな 北電本社総行動 集会&パレード】
8.18城址公園千人集会
8.18城址公園千人集会


<2012年02月13日>
【2012年春闘ニュース】

                                       

 12年春闘スローガン 雇用と仕事の確保、賃上げ、社会保障拡充で、

              内需中心の経済、震災復興を!
   サブスローガン  /TPP参加、消費税・庶民増税反対!原発依存のエネルギー政策からの転換を!/ 

信金職組;「定昇」+一律15千円 継続雇用 時給2千円に(現在13百円)

富山信金職組は、124日の執行委員会において上記の@賃上げのほか、A退職慰労金の引き上げ、B期末臨給の(本・家・世)×1ヶ月の要求を決定し、現在、222日までの要求討議集中期間に入っています。223日には中央委員会、35日の要求提出、回答指定日、スト権確立を目指す3.22定期大会と今春闘を闘います。

今年こそ「定昇」凍結解除を! ―コープとやま労組―

 しばらく「定昇」凍結が続いているコープでは、今年こそ凍結解除を実現しようと28日の労組三役会及び213日の執行委員会で春闘要求を固めていく予定です。労組はこの間、デフレ・不況による業績悪化を食い止めようと研究会を定期的に組織し経営「改革」プランを練っています。216日の団交では、要求説明に力点をおきますが職員の意欲を高めて業績を好転させ、要求実現に繋げていく決意です。

理事会から「人事管理評価システム」導入の提案あり−虹の会労組−

 去る22日、虹の会理事会から「人事評価システム」導入の提案があり、労組執行部には、「現行の賃金表はどうなるのか?」「評価が昇給にリンクするのでは?」といった疑問が寄せられています。労組では、組合説明会や224日に開催する臨時大会でこの提案の全文を配布し、意見集約をしていく予定です(労組ニュース2月号)。

民医労 12春闘「一次案・誰でも2万円の賃上げ」を決定(124

□賃上げを! □一時金 □手当て □労働条件 □非正規職員の均等待遇 □夜勤協定・体制に関して
(1)賃上げ 誰でも2万円。35歳・50歳の是正 看護師調整手当の基本給組み入れ 最賃協定の締結
(2)年間 正規4ヶ月 準職2.4ヶ月
(3)手当て @透析手当7000円→12千円に  A日祭日手当ての改善を
(4)労働条件 @増員Aパート職員の就労時間・契約の見直しB介護事業所のサービス残業解消 等
(5)非正規の均等待遇 准職員の退職金制度・額などの改善 3年の契約更新後は1年更新とすること。
(6)
夜勤協定「看護師3人・月6日以内」めざす人員確保計画で5局長通知遵守を

仲間づくり・組織拡大 ―組合加入相次ぐ!― 富山高教組

 12月から1月中旬にかけて4人の組合加入あり!6月以来のビッグニュースです。高教組では昨年46月は27名の加入がありました。新採者はもちろん、採用2年目の人もいました。秋の拡大月間は声かけに重点をおいたこともあり、加入に結びつきませでしたが、今回は、職場分会の継続した取り組み・声かけが、異動の時期が近づいたこともあって実を結んだものです。今年は23月を第3次拡大月間と位置づけて、昨年現勢回復を目指します。



<2012年02月02日>

【2012年春闘学習会】

 




<2011年12月13日>

【2012年春闘討論集会 および 新年旗びらき 開催要項】

                                       富山県労連発第19号    各労働組合
各地域労連 殿                                   2011年12月13日

                                 富山県労働組合総連合  議長 増川利博


富山県労連2012年春闘討論集会・新年旗びらきの開催について


 ごくろうさまです。春闘討論集会を1月早々に開催し、初日晩には2012年旗びらきを行います。1日目は基調報告の後、全労連役員の記念講演で学習します。また、近年好評を博しているテーマ別ミニ講座を予定しています。

2日目は例年と同様に分散会討論を行い、各職場の春闘“展望”を交流します。2012年春闘を大いに語る最初の結集の場として、また日頃の思いを語る交流の場として、各組合で積極的に取り組んで、成功させていただくことを訴えます。

開  催  要  項

1.開催日時 2012年1月14日()13時15分 〜 1月15日()正午

2.会 場  ー越中つるぎ温泉ー“つるぎ恋月”(上市町湯上野1番地) 電話0764726333

3.内 容

  春闘討論集会(第1日目)1月14日13時15分〜(受付は12時30分から)

    @
主催者あいさつ(増川利博 県労連議長

     A     2012年春闘の基調報告(村上邦夫事務局長)

   B     記念講演
       講師 遠藤秋雄さん 「震災現場から展望する12年春闘」(仮題)  

   C     質疑討論

   D     テーマ別ミニ講座  次の三講座を予定しています(名称は仮称です)。
     A 「社会福祉と税の一体改革」を斬る!  
     B  守れ!賃金と雇用(労働条件)

       C 「地域経済」を回復させる道!―地域循環型経済の実現を―


    2012年旗びらき 18時受付 18時30分開会

  @主催者あいさつ
  A来賓あいさつ
  B乾杯
  C歓談
  D来賓から一言・加盟組合の決意表明など

   E閉会のあいさつ

春闘討論集会(第2日目)1月15日 9時半〜(受付は9時から)

   □分散会 (テーマは、「雇用・賃金・組織拡大、たたかうぞ2012春闘!」)

   □まとめの全体会


4.費 用   全日程参加者の料金      15000円
           講演・全体会のみの参加者    1000円
           旗びらきだけの参加者      8000円
           旗びらき+宿泊参加者     14000円
           2日目のみの参加者        500円

5.参加規模  各組合・地域労連で、春闘方針を職場段階から確立するために役員はもちろん、
        青年、女性組合員が集い交流を深める場にしましょう。
        旗開きに続き、2日目の分散会にも積極参加し、50名の宿泊参加者をめざします。

        初日の特別講演は80名の参加が可能です。
全労連役員の記念講演から学び、
        各職場の春闘方針に生かすために、執行部あげての参加を組織してください。


6.参加者の報告 年内に参加者を確認したいと思います。
         1月5日()まで富山県労連事務局にFAX(076-433-4750)でご報告下さい。            

                                          以 上


<2011年11月12日>
【第73回評議員会<<特別決議案1>>】

    
              73回評議員会【特別決議案1】
 

  全労働者の賃下げもたらす公務賃金引き下げ反対!給与削減法案の撤回を要求する特別決議案


 6月3日、政府は協約締結権回復をはじめとする国家公務員制度改革関連法案とともに、国家公務員の賃金を3年間にわたって平均7.8%、一時金を一律10%削減するという内容の「国家公務員の給与の臨時特例に関する法律案」(以下賃下げ法案)を閣議決定し、同日、国会に法案を提出した。これは、労働基本権制約の代償措置である人事院勧告制度に基づかない違法なものであり、断じて許す訳にはいかない。
 
 閣議決定に先立ち、政府は「『自立的労使関係制度』の先取り」と称して労使交渉を行っているが、引き下げ幅等について何ら合理的な説明もなく、一部の労働組合との合意を拠り所とし閣議決定を強行した。団結権すら制約されている国家公務員労働者は、この一方的な労働条件不利益変更に、異議を申し立てることも意見をいうこともできない以上、この交渉が名ばかりのものであることは明らかである。

 賃下げ法案が「継続審議」となった一方、9月30日に人事院勧告が出されたが、月例給を0.23%(899円)引き下げるという3年連続のマイナス勧告であるとともに、昨年導入した55歳超の給与抑制措置を継続することに加え、新たに2005年の給与構造改革に伴う現給保障措置を廃止するという中高年をねらい打ちにした極めて過酷な内容であった。これは東日本大震災の復旧・復興に尽力する国家公務員の切実な要求に冷や水を浴びせるのみならず、人事院勧告の影響を直接うける労働者はもちろん全労働者の賃下げにつながる。その結果、さらに地域経済を冷え込ませることは確実である。


 私達は、こうした地域経済を破壊する公務員賃金の引き下げに断固反対し、給与削減法案を即刻撤回することをここに要求する。
 以上、決議します。    

                                      2011年11月12日
                                                 富山県労連第73回評議員会



<2011年11月12日>
【第73回評議員会<<特別決議案2>>】


            第73回評議員会【特別決議案2】

  野田首相のTPP参加表明に断固抗議し、参加阻止をめざす特別決議案


 野田首相は昨日夜、「あすから参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)で交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」と述べ、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する方針を正式に表明した。このことに満身の怒りを込めて抗議する。

 首相は、交渉参加に入る理由として、「貿易立国として繁栄を築き上げてきた我が国が豊かさを次世代に引き継ぐためには、アジア太平洋地域の成長力を取り入れていかなければならない」と述べた。しかし、TPPに加盟または加盟表明している9か国は、アメリカ以外には工業国とは言えず、「成長力」顕著と思われる国はない。また、「貿易立国として繁栄」というが、オバマ大統領は、TPPを輸出増大のためのものと明確に述べており、逆にアメリカからの輸入を具体的に求められることになるだけである。野田首相は、来年に選挙を控える大統領の強硬な姿勢に屈したという他ない。事実、国民の8割が説明不足とし、ほとんどの政党が反対または慎重の姿勢を示すなかで、国民を裏切る暴挙であり、まさに亡国の所業と言わざるをえない。

 日本が例外的な関税を認めないTPPに参加すれば、現在の日本の農業が壊滅することは明らかである。歴代の政府は農業の大規模化で生産性をあげるとしてきたが、日本の大規模農家でも耕作面積は、アメリカの農家の10分の1、オーストラリアにいたっては100分の1である。TPP参加後は、農地が荒れ果て、食料が世界のアグリビジネスに翻弄されてしまうことになる。

TPPは関税だけでなくあらゆる非貿易障壁も取り除くことを目指している、アメリカの対日要求は、遺伝子組み換え食品の表示義務の撤廃など食品の安全基準の大幅な規制緩和、混合医療の解禁や公的医療への参入など、福祉・保険・投資・建設を含めたあらゆる60項目に及ぶ。この間、日本ではすでにアメリカの年次改革要望書によって、様々な分野で規制緩和がすすめられ、貧困と格差がこの上なく進展した。非正規労働者が38%を超え、年収200万円以下のワーキング・プアも4分の1に達し、生活保護受給者も戦後の混乱期を抜くまでになっている。TPPはこうした社会矛盾をますます激しくするものであり、この国の形そのものを変えるものである。

 首相はまた、「世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村、そうしたものは断固として守り抜く」と述べたが、米国の強い圧力に屈して参加表明した首相が、米議会の承認を得るための事前協議の中で、高い水準の市場開放を要求する米国に対抗できるとは到底考えられない。
TPP参加はグローバルスタンダードではなく、世界に押し付けられてきたアメリカンスタンダードを取り込むことに他ならない。まさに「日本のアメリカ化」であり、今もウオール街でデモを続ける「1%の強欲と99%の我々」というアメリカ社会の矛盾を日本にもたらすものである。
 
 富山県労連は今後も、労働者の要求実現と、国民のくらしと福祉を充実させる憲法どおりの社会を実現するため、TPP参加阻止に向けて奮闘するものである。

 以上、決議する。              

                             2011年11月12日
                             富山県労働組合総連合第73回評議会



<2011年9月13日>
【第44回定期大会<<特別決議案>>】


富山県労連第44回定期大会 特別決議案

憲法違反の公務員賃金削減法案を撤回させ、働くものの賃金底上げで景気を回復させよう


 6月3日、政府は財政事情が悪化し、震災復興の財源捻出にとの理由で国家公務員の賃金を3年間にわたり5%から10%カットする法案を国会に提出した。しかしこれは、前代見聞の暴挙であり次の理由から断じて許す訳にはいかない。

 第一に財政事情悪化の責任を公務員に転嫁する総人件費2割削減に道理も根拠もないこと。第二に公務員賃金の引き下げがデフレを加速し、経済をいっそう冷え込ませて復興にも悪影響を与えること。第三に震災からの復旧復興を含め、全国で行政を支え奮闘している公務員の士気を下げること。第四に労働基本権が制約されている下で人事院勧告制度にもとづかない賃金引き下げは憲法違反であること、だからである。同時に今回の賃金カットは、民間企業の賃金削減にも連動する危険性が極めて高い。これでは、10年以上にわたり下がり続けた日本の労働者の賃金下落に歯止めをかけるのではなく政府が賃下げを主導することになる。労働総研の試算では10%賃下げで家計消費は2.6兆円減、GDPを3兆円減らし、国と地方の税収は5400億円も落ち込む。給与削減で3000億円財源が生まれても、今まで以上に内需が冷え込むのは明らかであり、生活と地域経済の再建につながらない。

 財政悪化と震災復興財源を理由とするならば、真っ先に320億円の政党助成金を廃止するとともに、米軍への思いやり予算を見直すべきであり、64兆円といわれる大企業の手元資金も活用しなければならない。今回の賃金削減は、政府が尊重してきた人事院制度を否定し、労働条件を決定するにあたっての労使交渉を拒絶したに等しい行為である。ゆえに人事院総裁が遺憾の意を表し、参議院議長も異議を唱えるのは当然である。

 今回の公務員賃金カットに対して、政府が「自律的労使交渉」、労働基本権の回復に誠意をもって対処するつもりならば、この法案を撤回し憲法と労働法を遵守する立場で交渉を継続すべきである。政府の窓口であった前総務大臣は、全労連公務部会・単産との交渉を打ち切った。私達は、政府が真に景気を回復しようとするならば、こうした強圧的な態度をやめ、交渉を再開するとともに、給与カット法案を直ちに撤回することをここに強く要求する。
 以上、決議します。                            2011913

                                         富山県労連第44回定期大会



<2011年6月5日>
【給与削減法案の撤回要求】
 
 県労連(増川利博議長)は4日、富山市豊田町の同労連事務所で評議会を開き、国家公務員の給与削減法案の撤回や、エネ ルギー政策の転換を求める二つの特別決議を採択した。
 特別決議は、3日に閣議決定された国家公務員の給与削減法案について、労働者全体の賃金引き下げやデフレの悪化を招き 、東日本大震災の復興支援に冷や水を浴びせると批判。原発依存のエネルギー政策を見直し、自然エネルギー中心の体制に移行する ことも要求した。
 春闘の中間総括を行ったほか、定期大会を9月13日に開くことも決めた。
(2011年6月5日付 北日本新聞から)
 
 
<2011年6月4日>
【報道 各社宛 第72回評議員会議事日程】
 
2011年6月4日
報道 各社 御中
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
問い合わせは、事務局長 村上 邦夫
п@090−8704−1835まで
п@076−433−5850(県労連)
 
 ごくろうさまです。
 本日6月4日(土)午後、富山県労連は、富山市豊田1丁目の豊田ビル3階会議室において、第72回評議員会を開催し、第1号議 案から第5号議案まで決定しました。このことに関して、主な議事日程を下記の通りお知らせします。 
 
 尚、昨日閣議決定された国家公務員の賃金カットについては、@人勧制度をも否定し、A日本の貧困解決に逆行し、B震災の 復興支援に冷水を浴びせるものとの強い批判が出され、2本の下記特別決議の採択になったものです。 
 

第72回評議員会議事日程

  1. 経過報告
  2. 議案
   第1号議案 2011年春闘中間総括について・・・・・・・村上事務局長
   第2号議案 2011最賃・人勧など、当面の運動について・・・・村上事務局長
   第3号議案 2010年度補正予算案について・・・・・・・嘉地 副議長
   第4号議案 第44回定期大会について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大島 副議長
   第5号議案 次期役員定数について   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大島 副議長
 
特別決議案1.「憲法違反の公務員賃金削減を撤回させ、働くものの賃金底上げで景気を回復させよう!」
特別決議案2.「危険な原子力依存から脱却し、安全な自然エネルギーに転換させよう!」
 
以上
 
 
【第72回評議員会 ≪特別決議案1≫ ≪特別決議案2≫】
 
第72回評議員会【特別決議案1】 
 

 憲法違反の公務員賃金削減を撤回させ、働くものの賃金底上げで

 景気を回復させよう!
 
 昨日、政府は財政事情が悪化し、震災復興の財源捻出にとの理由で国家公務員賃金の10%カット法案を閣議決定した。しかしこれは、前代見聞の暴挙であり断じて許す訳にはいかない。
 そもそも憲法27条は勤労を権利でありかつ義務と定め、それを保障する意味で28条に労働三権を明記した。しかし、占領下の1948年に憲法が踏みにじられ公務員労働者の権利が剥奪された。その代償措置として人勧制度が導入されたのだが、今回の国家公務員賃金のカットは、この人勧制度さえ否定するものである。同時にこの賃金カットは、国内の5千万人を超す雇用労働者のうち650万人の労働者に影響を与え、労働者全体の賃金引下げとデフレを激化させるだけである。
 この10年間、日本の賃金は下がり続け、一人当たりの減収は年間62万円にのぼっている。200万円以下のワーキングプアが1099万人に達し、国保料(税)の滞納世帯は全加入世帯の2割である。まさに貧困が日本社会を覆い、OECD各国が懸念する状況に至っている。こうしたなか3月に起きた大震災には全国の支援が広がり、第1次補正予算の下で復旧・復興が始まった。現地で不眠不休の働きを続ける住民や公務員と共に、全国の労働者・国民が一丸となって支援を継続するためには、景気の回復、地方経済の建て直しは急務であり、賃金削減は復興支援に冷水を浴びせるものである。
 政府・総務省がこの賃金カットは地方職場に波及しないとしているが、現実はそうならない。加えて、春闘交渉中の民間賃金、夏季一時金交渉で労働側の勢いを削ぐことは確実である。
 政府が「自律的労使交渉」、労働基本権の回復に誠意をもって対処するつもりならば、それを呼び水にして賃金カットを押し付ける手法は排すべきであり、閣議決定を撤回し憲法と労働法を遵守する立場で交渉を継続すべきである。政府の窓口である総務大臣は、「合意は得られなくとも、給与削減法案を提出し、最終的に国会で判断してもらう」として、全労連公務部会・単産との交渉を打ち切った。私達は、政府が真に景気を回復しようとするならば、こうした強圧的な態度をやめ、交渉を再開するとともに、給与カット法案を撤回することを要求する。
 以上、決議します。                               2011年6月4日
富山県労連第72回評議員会
 
第72回評議員会【特別決議案2】 
 

 危険な原子力依存から脱却し、安全な自然エネルギーに転換させよう!

 
 東日本大震災と津波による被害は、犠牲者の多さ、被災規模の甚大さ、日本と世界の経済への影響など未曾有の災害となった。同時に、福島原発での全電源喪失、炉心溶融、大量の放射性物質の外部放出という深刻な事故を引き起こし、歴代政府と電力会社の「安全神話」は粉々に吹き飛んだ。今でも避難者は9万9千人を超え、とりわけ放射能の危険が漁業・農業をはじめすべての産業部門で住民生活を脅かしている。被災三県だけでも、転校を強いられた児童・生徒は1万千人を超すが、その9割近くが福島の子ども達であることは深刻に受け止めざるを得ない。また被爆を恐れながら放水する消防隊、被爆で入院した作業員、海面に漏れ出す汚染水、関東全域で測定される放射能など日本と世界の人々に原発の危険性は深く認識された。
 今、福島第一原発事故の早期収束をはかるとともに、現存するすべての原発について廃止の方向が検討されるべきである。そのためにも、@原発の新規建設・計画の中止 Aプルサーマルの中止 B旧型をはじめ残されたすべての原発の運転終了 を早急に計画的に実施しなければならない。
 今回の危険な原発事故から導きだせるのは、電力供給において原発に依存してきたエネルギー政策から脱却することである。新たな電力供給として、太陽や水力、風力、バイオマス、地熱発電などを利用した自然エネルギー中心の体制に計画的に切り替えることが必要である。財政支出する国民負担から計算するならば、1キロワット時あたりの発電コストは、原子力10.68円で火力、水力より際だって高いとのデータもある。国のエネルギー対策費は、これまで97%が原子力関連につぎ込まれてきた(1970年〜2007年)が、これを抜本的に見直し、予算を新エネルギーの技術開発や普及支援に振り向けるならば、自然エネルギー活用の道は大きく開かれるはずである。
 欧州連合(EU27カ国)は総発電量の37%を原子力に依存(08年)しているが、福島事故後、14カ国計143の原子炉すべての安全テストを実施するほか、ドイツは全16州で早期の脱原発実現の方針で一致した。日本社会も原発から脱却した後は、震災以前の経済成長路線に基づいた日本の姿の再現ではなく、原発に依拠しない社会・経済のあり方、生活スタイル全般を根本に立ち返って見直していかなければならない。今後は、自然エネルギー=再生可能エネルギー中心の体制で、分散立地型の発電に適した送電網を開発・整備し、地域での雇用創出にもつなげていくことを呼びかける。
 以上、決議します。                               2011年6月4日
富山県労連第72回評議員会
 
 
<2011年5月2日>
【増税反対訴え メーデー県集会】
 
 県労連加盟労組・団体などで作る実行委員会が主催する第82回メーデー県集会が1日、富山市の稲荷公園で開かれ、消費税引き上げ反対や、賃上げと雇用の確保、福島第一原発事故を受けた全国の原発の総点検などを訴えた。
 実行委員長の増川利博県労連議長が「経済や社会を、国民の雇用、命、暮らしが大切にされる民主的な方向へ転換しよう」とあいさつ。大橋国昭農民運動県連合会長、反保直樹共産党県委員長が激励した。
 「被災者救援・復興を成功させ、震災・原発から国民生活を守ろう」とする特別決議を採択し、増川議長の主唱ガンバローを三唱。参加者は富山駅前までデモ行進した。
(2011年5月2日付 北日本新聞から)
 
 
【被災者支援と復興で結束 富山で県労連メーデー集会】
 
 県労連などのメーデー県集会は1日、富山市の稲荷公園スポーツ広場で開かれ、約500人の(主催者発表)が東日本大震災の被災者支援や被災地復興を目指して結束するとともに、雇用や暮らしなどを重視する政策の転換を求め気勢を上げた。
 実行委員長の増川利博県労連議長が「大震災の救援復興に全力を尽くす」などと宣言した後、反保直樹共産党県委員長らがあいさつした。
 各労組や団体がそれぞれ決意表明した後、大震災の救援・復興に関する特別決議とメーデー宣言を採択した。
 会場からJR富山駅周辺までパレードした後、駅前で被災地支援を目的に募金活動も行った。
(2011年5月2日付 富山新聞から)
 
 
<2011年4月15日>
【被災者の受け入れ強化を  富山県労連が県に要請書】
 
 富山県労働組合総連合は11日、石井隆一知事に対し、「東日本大震災に際し、被災者受け入れ体制の強化及び原子力依存行政の見直しを求める緊急要請書」を提出しました。
 被災者の受け入れに関しては、県内の2千戸余の雇用促進住宅の積極活用を厚生労働省に働きかける事や、被災者の生活・就業保障をさらに充実させるため、労働局との連携を密にすることなどを求めました。
 原発施設の安全対策については、近隣県の「志賀」「柏崎」をはじめ全原発の安全点検を政府に求めるよう要望。県民・労働者のライフラインを守り維持するための震災・防災対策を再点検すること、放射能漏れや被ばくに対する防災安全対策を立案する為に行政・企業から独立した第三者機関を早急に設置することなどを求めました。
 応対した夏野光弘労働雇用課長は、「被災者の受け入れ体制はととのっている。県としてもできる限りのことをやっていく」と述べ、原発施設の安全対策については、「関係各課に(要望の趣旨を)伝えたい」と答えました。
(2011年4月15日付 赤旗新聞から)
 
 
<2011年4月12日>
【被災者受け入れ県に強化要請 県労連】
 
 県労連(増川利博議長)は11日、東日本大震災の被災者の受け入れ体制強化と原子力依存行政の見直しを求める緊急要請書を県に提出した。
 村上邦夫事務局長ら役員3人が県庁を訪れた。県内で入居可能な雇用促進住宅の積極活用を厚生労働省に働きかける事や、被災地への入居可能戸数の情報発信、近隣県の原発の総点検、再生可能エネルギーへの転換などを要望している。
(2011年4月12日付 北日本新聞から)
 
 
<2011年4月11日>
【被災者受け入れ強化 県知事要請書】
 
2011年4月11日
富山県知事
石井 驤黶@様
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
住所:富山市豊田町1丁目128−11
076-433-5850 Fax 076-433-4750
E-mail:toyamakenroren8313@mist.ocn.ne.jp

東日本大震災に際し、被災者受入れ体制の強化及び

原子力依存行政の見直しを求める緊急要請書

 貴職におかれては、地域住民のいのちと暮らしを守るという富山県本来の役割を果たすため、この度の東日本大震災に対する対策を国に働きかけると同時に、県としても独自に下記の施策をとられるよう緊急に要請するものです。

  1. 東日本大震災被災者を積極的に受入れるために
    @ 富山県内で入居可能な2千戸余の雇用促進住宅の積極活用を厚生労働省に働きかけること。
    A 富山県としても雇用促進住宅の入居可能な残戸数を被災地に向け発信すること。
    B 入居後の被災者に対する生活・就業保障をさらに充実させるため、労働局との連携を密にする
       こと。
    C 被災者受入れにあたり、「鳥取プラン」等を参考に、さらに体制を強化すること。
     
  2. 今回のような巨大地震を想定した原発施設の安全対策について
    @ 近隣県の「志賀」「柏崎」を含む全原発の総点検を政府に求めること。
    A 原発施設から県民・労働者のライフラインを守り維持するため震災・防災体制を再点検する
       こと。
    B 放射能漏れや被ばくに対する防災安全対策を立案するために、県として行政・企業から
       独立した第三者機関を早急に設置すること。
    C 安全基準の抜本強化、プルサーマル政策の中止など原子力依存行政を見直し、再生可能
       エネルギーへの転換を進めること。
以上
 
 
〔資料;鳥取県〕
東日本大震災の被災者救援の受け入れに体制の整備について
  1. 避難される方に応じた3つのプラン
      (1)小コミュニティー受け入れ型プラン(数世帯でのコミュニテーを想定)
        《宮城県からの要請ポイント》◆ミュニティーでの移転(10戸以上)
                          ・6ヶ月以上
                    
        【県】一次施設 旅館・ホテル等 数日間〜数週間
       
           10戸以上受け入れ可能数 12館203部屋*
          
           *セミナーハウス 職員住宅独身寮 県職員住宅団地 県営住宅
          
      (2)一時遠隔避難所型プラン
      
       《宮城県からの要請ポイント》◆100人以上程度の集団による避難
       
                       ・6ヶ月程度
        (2−1)【県】受け入れ施設 数週間〜6ヶ月程度
         
                 学校施設 体育館、ホール等
              
        (2−2)被災者受け入れのためのパッケージ支援
        
             宮城県と連携して □会場清掃、マット・毛布等資材搬入
           
                         □被災地からの移動中のケア
                   
                         □避難施設でのケア(職員配置、医師・保健師・
                   
      病院、仮説トイレ、プライバシー保護、高齢者施設、児童生徒の教育機関への受入れ等)
      
      (3)福祉・医療・要援護者受け入れ型プラン
      
       高齢者、障害のある方、入院・通院が必要な方等を社会福祉施設や病院を中心
        
       に受け入れるプラン 【期間】避難者の方の状況を勘案
  2. 避難受け入れのプロセス及び避難施設でのケア・生活用品の提供
  3. 避難児童・生徒の就学、避難者の就業支援
 
 
 
 
 
<2011年3月18日>
【被災者支援充実 知事に緊急要請  県労連】
 
 東日本大震災を受け、県労連(増川利博議長)は17日、石井知事に一層の支援対策充実を求める緊急要請書を提出した。
 村上邦夫事務局長ら役員4人が県庁を訪れ、東京電力福島第一原発の事故などで原発施設などに対する国民の不安が高まってることに触れ、「近隣の原発施設の安全対策を早急に確認してほしい」と求めた。
(2011年3月18日付 北日本新聞から)
 
 
<2011年3月18日>
【富山市宛 緊急要請書】
 
2011年3月18日
富山市
森 雅志 様
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
住所:富山市豊田町1丁目128−11
076-433-5850 Fax 076-433-4750
E-mail:toyamakenroren8313@mist.ocn.ne.jp

緊急要請書

貴職におかれては、地域住民のいのちと暮らしを守るという県都富山市本来の役割を果たすため、国・県への働きかけと同時に、富山市としても独自に下記の施策をとられるよう緊急に要請するものです。

  1. 市民への行政サービスの充実が求められる現在、「定員適正化計画」による職員定数の一方的削減をやめること。富山市行政改革推進委員会を公開し、市民から広く意見を募り議論を活性化させること。
  2. 公共工事・業務委託を発注す場合、業者に対して最低賃金法、建設業法、労働基準法等の関係法令を周知させ、遵守するように指導すること。
  3. 「指定管理者団体」「民営化」についての総務省通知及び1月5日の大臣「会見」を積極的に受けとめ、“指定管理者制度”“公設民営化”の廃止を含む抜本的な見直しを行うこと。
  4. 富山市として「公契約条例」を制定すること。
  5. 「子ども・子育て新システム」の拙速な導入に反対し、現行保育制度における公的責任・最低基準・財源保障を守ること。
  6. 医療・福祉・介護の分野における労働者の賃金・休憩時間・有休などの労働条件を改善すること。とりわけ、「介護職員処遇改善交付金」が労働者の待遇改善に生かされるように各事業所を指導すること。
 
以上
 
 
 
<2011年3月18日>
【富山市宛 東日本大震災に際して、一層の対策充実を求める緊急要請書】
 
2011年3月18日
富山市
森 雅志 様
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
住所:富山市豊田町1丁目128−11
076-433-5850 Fax 076-433-4750
E-mail:toyamakenroren8313@mist.ocn.ne.jp

東日本大震災に際して、一層の対策充実を求める緊急要請書

 
 貴職におかれては、地域住民のいのちと暮らしを守るという県都富山市本来の役割を果たすため、この度の東日本大震災に対する対策を国・県に働きかけると同時に、富山市としても独自に下記の施策をとられるよう緊急に要請するものです。
 

  1. 今回の東日本大震災にあたり、富山市関係者の安全確保・確認を直ちに行うとともに、富山市として全力で被災地・被災者支援対策を取ること。
  2. 今回のような巨大地震を想定して、市民・住民のライフラインを守り維持するため震災・防災体制を再点検すること。とりわけ、市民生活に不可欠な電気・ガス・水道、道路、交通・通信網及び物資食糧の備蓄などを確認しさらに充実させること。
  3. 今回の大震災によって福島第1原発から放射能が漏れ、唯一の被爆国である日本国内で、被ばくへの不安が極めて深刻になっている。富山市民がこうした被害を被らないためにも、近隣の県・市に設置されている「志賀」「柏崎」などの原発施設での緊急安全対策を早急に確認し、その結果を公表すること。
  4. 震災・防災対策に従事する労働者の安全・衛生管理をさらに充実させるとともに、労働条件の一層の改善を図ること。
 
以上
 
 
 
<2011年3月17日>
【富山県宛 東日本大震災に際して、一層の対策充実を求める緊急要請書】
 
2011年3月17日
富山県知事
石井 驤黶@様
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
住所:富山市豊田町1丁目128−11
076-433-5850 Fax 076-433-4750
E-mail:toyamakenroren8313@mist.ocn.ne.jp

東日本大震災に際して、一層の対策充実を求める緊急要請書

 
 貴職におかれては、地域住民のいのちと暮らしを守るという富山県本来の役割を果たすため、この度の東日本大震災に対する対策を国に働きかけると同時に、県としても独自に下記の施策をとられるよう緊急に要請するものです。
 

  1. 今回の東日本大震災にあたり、富山県関係者の安全確保・確認を直ちに行うとともに、富山県として全力で被災地・被災者支援対策を取ること。
  2. 今回のような巨大地震を想定して、県民・労働者のライフラインを守り維持するため震災・防災体制を再点検すること。とりわけ、県民生活に不可欠な電気・ガス・水道、道路、交通・通信網及び物資食糧の備蓄などを確認しさらに充実させること。
  3. 今回の大震災によって福島第1原発から放射能が漏れ、唯一の被爆国である日本国内で、被ばくへの不安が極めて深刻になっている。富山県民がこうした被害を被らないためにも、近隣の県に設置されている「志賀」「柏崎」などの原発施設での緊急安全対策を早急に確認し、その結果を公表すること。
  4. 震災・防災対策に従事する労働者の安全・衛生管理をさらに充実させるとともに、労働条件の一層の改善を図ること。
 
以上
 
 
 
<2011年3月17日>
【富山県宛 緊急要請書】
 
2011年3月17日
富山県知事
石井 驤黶@様
富山県労働組合総連合
議長 増川 利博
住所:富山市豊田町1丁目128−11
076-433-5850 Fax 076-433-4750
E-mail:toyamakenroren8313@mist.ocn.ne.jp

緊急要請書

 
 貴職におかれては、地域住民のいのちと暮らしを守るという富山県本来の役割を果たすため、国への働きかけと同時に、県としても独自に下記の施策をとられるよう緊急に要請するものです。
 

  1. 公共工事・業務委託を発注す場合、業者に対して最低賃金法、建設業法、労働基準法等の関係法令を周知させ、遵守するように指導すること。
  2. 「指定管理者団体」「民営化」についての総務省通知及び1月5日の大臣「会見」を積極的に受けとめ、“指定管理者制度”“公設民営化”の廃止を含む抜本的な見直しを行うこと。
  3. 富山県として「公契約条例」を制定すること。
  4. 「子ども・子育て新システム」の拙速な導入に反対し、現行保育制度における公的責任・最低基準・財源保障を守ること。
  5. 医療・福祉・介護の分野における労働者の賃金・休憩時間・有休などの労働条件を改善すること。とりわけ、「介護職員処遇改善交付金」が労働者の待遇改善に生かされるように各事業所を指導すること。
 
以上
 
 
 

2008  2009  2010    

 
富山県労働組合総連合(略称:富山県労連)
〒930-0814 富山市下冨居1丁目7番56号
TEL 076-433-5850 FAX 076-433-4750
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